拾い食い整腸薬
こんばんは、堀井です。
整腸薬って、ありますよね。
胃薬とも呼ばれるこれらの薬はご存知の通り、胃痛や胃もたれに効くと言われています。
さてそんな整腸薬に関してちょっと変わった体験をしたというお話です。
お恥ずかしい話ですが、この前晩ご飯を食べ過ぎてしまって翌朝胃もたれがキツかったんですよ。
ちょっとでも楽にしたいなと思ったので、家に置いてあった錠剤を飲もうと思って瓶から出したところ、うっかりと手からこぼれ落ちてしまったんですよね。
しかも運悪くコロコロコロと転がって、机の狭い隙間に入ってしまったんです。
仕方がないから長い棒とかを使ってようやく取ったら、案の定埃だらけでしたね・・・。
少し汚い話にはなってしまうのですが、飲めないものではないと思いましたので埃だけ念入りに払って、なんならちょっと水洗いしてまでして口にしたんです。
それで飲んでしばらく経ったのですが、一向に効き目が現れないなと。
「もしかして、埃をちゃんと払わなかったとか、水洗いをしただけで整腸薬って効果がなくなるの・・・??」
そんな心配をしながら薬の成分を見てみたらですよ。
なんとね。
使用期限がね、2年ほど切れていたんです。
通りで効きが悪かったわけだと。
逆にそんな古いもの飲んだら逆効果じゃないかとも思ったのですが、大した変化は見られないんです。
もしかして。
整腸薬としての成分と、使用期限切れの薬の悪い効果がちょうど打ち消した?
相乗効果ならぬ相殺効果かぁ、と妙に合点がいって腹に落ちました。
そんなことを考えていたら、その2時間後くらいに腹を下してしまったんですね。
結果的に汚い話で終わるとはなんて下らない話なんだろう、なんてね。
どうも、ご静聴ありがとうございました。
今回のお話の文字数は615文字でした。
裏話になりますが、とあるラジオ(#91)を聴いていたら「ワードアプリを使って面白いアイデアを即興で考えよう」と言った内容の話をしていたので、私もやってみたいなと思って書いてみた結果です。
正直タイトルでほぼオチてましたね。
もちろん話の内容は全て嘘です。
思ったより楽しく描けましたので、気が向いたらまたやるかもしれません。
1000文字程度でサクッと読める小噺として楽しんでいただけたら幸いです。
それではまた次回。
※:この記事のタイトルは「PhrasePlus!」を使って作られました。