Part1:当記事
Part2:こちら
こんにちは、堀井です。
まずはこちらをご覧ください。
新型コロナウイルスの緊急経済対策として、政府が全国民を対象に実施する一律10万円の給付にからみ、マイナンバーカードの1日当たりの申請件数が前月の1.5~2倍に急増していることが27日、分かった。
住民が自治体の窓口に殺到することで、感染リスクが高い「3密」になる可能性もあり、各市区町村が対応に追われている。
※引用元:10万円給付でマイナンバーカードの申請急増 窓口が“3密”に - ITmedia NEWS
実際の数字は市町村によって相当ブレるでしょうが、密集地帯になるのはあり得る話ですね。
それは避けたいにせよ、10万円は早く手にしたい個人経営の方々は非常に多いでしょう。
だったらインターネットで申請すればいいじゃないかと。
本日はそんな話です。
- そもそもマイナンバー(カード)って何?
- マイナンバーカードがないと給付金はもらえないの?
- 給付における大前提
- オンライン上で給付金を申請するために必要な物は何?
- ちなみに受取までにはどれくらいかかる?
そもそもマイナンバー(カード)って何?
内閣府が推進する社会保障・税番号制度です。
日本に住民票を有している方は、日本国から12桁の一意の番号が振られます。
この番号をマイナンバーと言い、これが記載されたカードをマイナンバーカードと言います。
一時期マイナンバー通知書の受け取りを拒否する人が話題になりましたが、番号自体は付与されているので拒否しても何の意味もありません。
で、この番号はどう便利なのか?と言う話です。
例えば私堀井は住民票が欲しいなと思い、市役所で申請をしました。
住民票コードは12312312300(11桁)を付与されていました。
次に年金手帳の再発行をしたいと思い、申請をしました。
基礎年金番号は1234-123456(4桁-6桁)を付与されていました。
次に健康保険被保険者番号は・・・以下略
と言ったように、各々の情報に各々の番号が紐づいているため、住民票コード12312312300の人と、基礎年金番号1234-123456の人が同一人物かどうかを調べる作業(名寄せ)は非常に手間でした。
そこでできたのがマイナンバーです。
私に111122223333と言う12桁の番号が振られたとしたら、住民票コードも基礎年金番号もこれで統一できてしまうというものです。
111122223333で検索をすれば、どこに住んでいて年金の支払い状況はどうで、健康保険の加入状況はどうで、と言ったものが全て簡単に紐づけられるというもの。
ちなみによく疑問に挙がりやすいものとして
Q5-2 国が個人情報を一元管理するというのは本当ですか。
A5-2 マイナンバー制度導入により、情報を「一元管理」するようなことは一切ありません。 情報の管理に当たっては、今まで各機関で管理していた個人情報は引き続きその機関が管理し、必要な情報を必要な時だけやりとりする「分散管理」という仕組みを採用しています。 特定の共通データベースを作ることもありませんので、そういったところからまとめて情報が漏れることもありません。(2015年12月回答)
※引用元:よくある質問(FAQ) : マイナンバー(社会保障・税番号制度) - 内閣府
まあ、そもそも免許証や保険証を落とすのも相当危険なのでマイナンバーカードだけ槍玉に挙げられるのは変な話ですね。
これまで同様気を付けて管理をしましょう。
詳しくは先ほど引用した(5)個人情報の保護に関する質問が非常に参考になります。
よくある質問(FAQ) : マイナンバー(社会保障・税番号制度) - 内閣府
マイナンバーカードがないと給付金はもらえないの?
そんなことはありません。
ですが、
マイナンバーカードがないとオンライン上で手続きできません。
ウイルス感染を防ぐため、申請や入金はなるべく対面せずに行う。郵送で申し込むか、マイナンバーカードを使ってネット上で申し込むのが原則だ。
マイナンバーカードがあれば、インターネット上のサイト「マイナポータル」でも申請できる。こちらも世帯主が世帯全員分を一括で申し込むのが原則だ。
~~~中略~~~
ただ、口座を持たない人や金融機関から自宅が遠い場合などに限り、市区町村の窓口でも申請できる。
※引用元: 10万円給付、受け取るには? 市町村窓口でも申請可能 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル より
と言うことで今回は密を避けるためにもオンライン上で給付金を申請する方法について解説していきます。
給付における大前提
先に引用した記事でも触れていますが、世帯主のみ申請が可能です。
世帯主でない場合は世帯主か自治体に申請をする必要がありますのでご注意ください。
オンライン上で給付金を申請するために必要な物は何?
共通
以下はPC端末からの方もモバイル端末からの方も用意する必要があります。
- 申請者(世帯主)のマイナンバーカード
- マイナポータルのインストール
- マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号(英数字6~16桁)
- 振込先口座の確認書類
利用環境によって変わるもの
以下は各々の利用環境に合わせてご用意ください。
Windows
- OS:Windows8.1 or Windows10 *1
- ブラウザ:IE11、MicrosoftEdge ver40以降、GoogleChrome ver61以降
自分はたまたまChromeユーザーなのでいいのですが、以前はFireFoxとかLoliFoxとかOperaとか使ってたんですよね。救いはないのか。
Macintosh
- OS:10.12 Sierra、10.13 High Sierra、10.14 Mojave
- ブラウザ:Safari ver12以降、GoogleChrome ver63以降
iPhone端末
- OS:iOS ver13.1以降
- ブラウザ:Safari ver13以降
古い機種をお持ちで心配な方はこちら(↓)をご覧ください。
iPhoneは7以降でしたらOKとのことです。
Android端末
- OS:Android 6.0以降
- ブラウザ:GoogleChrome ver63以降
古い機種をお持ちで心配な方はこちら(↓)をご覧ください。
ちなみに受取までにはどれくらいかかる?
マイナンバーカードは申請から取得まで概ね1か月ほどかかりますのでご留意ください。
※引用元:マイナンバーカード総合サイト
どうも各自治体によっては申請用紙を配布するところもあるみたいなので、ご家庭によってはそれを待った方が早いかもしれませんね。
次回(Part2)はマイナンバーカードの申請方法についてを予定しています。
*1:CreatorsUpdate以降のアップデートが必要とのこと