こんにちは、堀井です。
ここ暫く健康保険も年金も雇用保険も、ブログタイトルに沿った記事を書いていないことにお気づきでしょうか。
実際書いていないのですがそれもそのはず、先日の記事までで一通り行わなければならない内容は済ませているからです。
あとは定期的(4週間毎)に行われる認定日までに所定のタスクをこなすだけです。
と言うわけで本日は退職する前からの流れ等々について、順を追って説明したいと思います。
所謂まとめページなので、所々に過去記事のリンクを貼っておきます。
詳しい内容はそちらでご確認ください。
概要まとめ
私は中小企業のサラリーマンでしたが、仕事を退職したので諸々の手続きとして
をしなければなりません。その為に何をすればよいかの説明ですね。
退職前にすること
まずは雇用保険説明会に行きました(後編)の記事にある通り、
会社に「すぐに転職をしないため、国民健康保険に切り替える」ことを伝えて「健康保険資格喪失連絡票」の発行を依頼します。
健康保険資格喪失連絡票は読んで字の如く「社会保険から抜けました」と言う書類で、こちらがあると国民保険への切り替えがすぐ終わります。
もちろん案内がある会社もあると思いますが、会社側は雇用者の要請がなければこの書類を発行する義務はないため、意図的に伝えられない可能性もあります。
※2018/5/16 訂正
少し分かりづらかったので表現を変えました。
訂正前:もちろん案内がある会社もあると思いますが、会社側はこの書類の発行義務はないため、意図的に伝えられない可能性もあります。
もちろん退職後でも会社に連絡すれば発行してもらうことは出来ます。
ちなみに社会保険から国民健康保険に切り替えるの記事で説明している通り、会社に頼まなくても管轄の年金事務所に行けば同等の書類を用意してもらうことができます。
退職後にすること(国民健康保険・国民年金)
同じく社会保険から国民健康保険に切り替えるで説明がある通り、
を持って市役所に行きましょう。
受付で「退職したので国民健康保険と国民年金への切り替えをしたい」と伝えれば、案内をしてもらえると思いますので、その後担当者の案内に従って書類を書いて終了です。その場で健康保険証を受け取れると思います。
一点のみ注意していただくことがありますが、再就職した際に国民健康保険証の返却は必須となりますので、お気をつけください*1。
市役所が空いていれば30分程度で済みますので、トラブルに備えるためにも退職後すぐに行きましょう。
退職後にすること(雇用保険)
これが若干面倒ですね。
離職票が届きましたと人生初ハローワークに行きましたで説明がある通り、
- 雇用保険被保険者離職票-1
- 雇用保険被保険者離職票-2
- マイナンバーカードもしくは個人番号通知カード
- 印鑑(認印でOK)
- キャッシュカードまたは通帳
- 3.0cm*2.5cmの証明写真2枚(65歳~は1枚)
を持ってハローワークに行きます。離職票1,2に関しては会社から郵送などの方法で渡されます。
そこであれこれ書類を書いたら(詳細は上記リンクより)ひとまずの手続きは終了となります。
これだけではもらえませんのでその後は、
- 書類の受理日を起算日として7日間は待機期間
- 待機期間後、数日後にある説明会を受講する
- 初回認定日(約2-3週間後)にハローワークに行き失業認定を受ける
- 初回認定日後~2度目の認定日(約3ヵ月後)の間に"2回"求職活動をする
- n度目の認定日後~n+1度目の認定日(約1ヵ月後)の間に"2回"求職活動をする(前職の勤務期間に応じてnの最大値は変化)
となります。
ちなみに私は明日5/10に3の初回失業認定を受けてきます。
こういった手続きは中々面倒ですが、しっかり行っていきましょう。
空いた時間は財布だけもって旅に出るのもありでしょう。
それではまた次回。
*1:年金の切り替え手続きは会社でやってもらえるので問題ありません